子どもの成長と親の成長、どちらも認める

子どもを産んでもうすぐ1ヶ月。早いもので、もうすぐ里帰りを終える日が近づいてきました。

 

息子すくすく元気に成長しています。たった1ヶ月だけれど、産まれたときとは体つきが全然違う。足は大きく力強くなって、腕は以前よりバタバタ動かすようになった。

 

前はミルクをあげたらすぐに寝ていたのに、今は何かにつけて「抱っこしてほしい」と大きな声で泣くようになった。少しずつ自我が産まれてきたんだなと嬉しい気持ちになっています。

 

子供の成長って、ほんとうに一瞬ですね。かわいくて仕方がない。

 

生活は以前と一変して、『おむつ⇨ミルク⇨家事⇨寝る』で1日が終わっています。

仕事をしていた時には考えられないぐらい、ゆっくりとした幸せな時間が流れている。

 

子育ては楽しい。だけど、あまりにルーティン化しすぎて、ふとした瞬間に「このままでいいのだろうか?」「時間を無駄にしていないだろうか」と思うことがあるんです。

 

子どもはこんなに成長しているのに、私は停滞しているような感覚というか。
もちろんこれは停滞しているわけじゃなくて、一人の人間を育てるという仕事をしていると理解はしているんだけどなあ。

この不安感・焦燥感が続くと、自分の自己肯定感が下がってしまう。

 

Doneリストを書くと自己肯定感が上がる

でも最近、子育て中の漫然とした停滞感を解消する方法を編み出しました。

それが、1日にやったことを日記に書き留めること。

 

ToDoリスト(やらなければいけないリスト)はよく知られている。新米ママに必要なものは、ToDoではなくDone(やったこと)をリスト化することではないでしょうか。

 

私が愛用しているのは、ほぼ日手帳。毎日手書きの日記を書いています。

ページの上部に、日々できたことを書き留める。

 

やったことリストといっても、書き留める内容は些細なことでいい。

「6時に起きて掃除ができた」とか、

「久しぶりに料理を作った」とか、

「沐浴をするスピードが上がった」とか。

 

これを毎晩、寝かしつけた後に1分ぐらいで書いています。この1分があるだけで、自分の1日を肯定的に捉えることができます。

 

「朝ワクワクして起きて、夜満ち足りて眠る」

1日をプラス思考で終えるか、ネガティブ思考で終えるかは、その人の幸福感に大きく影響を与えると思う。

 

これは私がだいすきな本です。

本書の中に、幸せな人の基本的な考え方として「朝ワクワクして起きて、満ち足りて眠る」という点があげられています。

 

子どものときは毎日が新鮮でした。1日全力で遊んで、勉強もして、夜は8時ぐらいに寝る。それを繰り返しているだけで、とっても幸せだった。

 

大人になるとそうはいかない。「ワクワクして起きて、満ち足りて眠る」ためには、自分で自分の1日を肯定する習慣をつけることが必要だと思います。

 

これはきっと筋トレのようなもので、毎日続けることで大きな影響を与えてくれる。小さな行動を肯定的に捉える筋力がついてくるというか、とにかくやってみることが必要だと思う。

 

大人の成長は子どもに比べると微々たるものだけれど、少しでも自分を認めながら過ごしていけたらいいなと思っています。